トマト苗の選び方

トマトの苗

 

トマトは家庭菜園の中で最も人気のある野菜ですが、人工授粉や摘花や葉かぎなどの作業が必要な野菜です。

 

果実はその大きさによって大玉、中玉、ミニに分かれますが、初心者には病気に強く育てやすいミニトマトや中玉がお勧めです。

 

ホームセンターではタネから育てた実生苗や接ぎ木苗が販売されていますが、病気に強い接ぎ木苗は連作障害の対策に有効です。

 

定植の条件は花芽が伸びている状態で植え付けることで、過繁茂で花芽の開花が遅れないように草勢をコントロールします。

 

良い苗選びのポイント

トマトの苗

 

 

葉の色が濃い

葉の緑色の濃い苗は光合成がよく行われている証拠で色の黄色いものは肥料切れを起こしたり病気に感染している場合もあるので避けましょう。

 

虫食い痕がないか

害虫に食害された食害痕があったり、葉に病斑が見えたりする苗は元気に育たないのでよく確認して購入します。

 

徒長していないか

上と下の葉の間隔が長いものは徒長した苗で密植栽培で育った苗なので根がしっかり伸びていないので避けましょう。

 

理想的な苗の大きさは30cmくらいの大きさで本葉が7〜8枚ついているもので、1番花が7枚目くらいに付いているものがベストです。

 

売れ残りの老化苗に注意する

小さなポットで長い期間育てられた苗は植え付けの適期を逃しているので定植しても生育が遅れてしまいます。

 

売れ残り苗は病気に感染している場合や肥料不足で葉が黄化して株が弱っているので草勢も弱いので購入は避けましょう。

 

根がしっかり育っているか

ポットの底から白い根が少しはみ出すぐらいの苗がよく、根が張り過ぎて底穴からはみ出している苗は避けましょう。